三菱電機株式会社は、フルHD対応のIPS方式27型ワイド液晶ディスプレイ『Diamondcrysta WIDE (ダイヤモンドクリスタワイド)』の新製品を、2012年6月15日に発売する。
応答速度は国内最速
今回発売となるのは、27インチのIPSパネルが採用された液晶ディスプレイ『RDT272WX(BK)』だ。本製品の液晶パネルは、IPS方式として国内最速の応答速度3.5msを誇り、残像感の少ないクリアな映像を楽しむことができるのだ。
また、映像処理による信号遅延時間をディスプレイ上に表示する「フレーム遅延時間表示」や、フレーム遅延時間0.1フレームを実現した「スルーモード」といった機能も用意される。
さらに、スマートフォンを大画面・高音質で楽しめる「スマホビュー」が搭載されている。例えば、小画面にスマートフォンの画面を表示できる「PinP」では、縦画面を表示する場合でも左右の黒帯が発生せず、小画面いっぱいに表示することができるのである。
本製品では、消費電力も削減されており、従来品の55Wから約29%削減となる39Wを実現している。
映像用の入力端子には、HDMI×2、DVI-D(HDCP対応)、ミニD-SUB15ピン、D端子が用意される。本体サイズは、W643mm×H444mm×D230mmで、重量は約6.6kgだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
3.5msの応答速度で、ゲームや動画再生がストレスなく楽しめるディスプレイだ。さらに、スマートフォンとの連携も強化されており、多彩な活用が可能となっている。液晶ディスプレイの購入を考えているユーザには要チェックの製品である。
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