株式会社東和電子は、小型コンポーネントシステム『NANOCOMPO』シリーズの第一弾として、USB DACを内蔵したプリメインアンプ『NANO-UA1』を、2013年4月下旬に発売する。
CDジャケット3枚分の超小型デザイン
『NANO-UA1』は、PCのUSBポートに接続することで、音楽ファイルを高音質で楽しめるUSB DAC内蔵プリメインアンプだ。また、ヘッドホンアンプも搭載されており、出力用として3.5mmのステレオミニジャックが用意される。
DACチップには「PCM1792」が、IV変換回路には「OPA2132」が採用されている。また、デジタルアンプには「TPA3118」が、ヘッドホンアンプには「OPA2132」が使用されている。
本製品では、USBはもちろん、すべてのデジタル入出力に対しジッターを遮断する「ジッターフリー設計」が採用されている。USBのサンプリング周波数は96kHz/24bitだが、すべての入力は192kHz/24bitのアップサンプリング処理されるのだ。
PCと接続する際には、ドライバーのインストールが不要で、手持ちのPCをそのまま使用することができる。本体サイズは、W149mm×H33mm×D149mmで、重量は約890gだ。なお、価格は73,500円(税込)となっている。
『NANOCOMPO』シリーズは、本製品を皮切りに、CDトランスポート『NANO-CD1』、D/Aコンバーター『NANO-D1』のリリースが予定されている。
Editor's eyes
コンパクトかつスタイリッシュなデザインで、PCとの親和性も高い、新世代のコンポーネントシステムが登場する。将来的なシステムアップも可能となっており、PCユーザからオーディオファンまで幅広いユーザにお勧めしたいアイテムである。
株式会社東和電子リリース(PDF)