ゼブラ株式会社は、専用紙不要で手書きの文字や図形を描いたままデジタル化することができるデジタルペンデバイス『DigiMemo A402(デジメモA402)』を発売した。
ペン型マウスとしても使用可能
『DigiMemo A402』は、A4サイズまでの普通紙を用いながら、描いた文字や図形をデジタルデータとして保存することができるデジタルペンデバイスだ。製品は、デジタルパッドと専用のデジタルペンで構成される。
使い方は簡単で、A4サイズまでの普通紙をデジタルパッドにセットし、デジタルペンで普通に記入するだけで良い。データはデジタルパッドの内蔵メモリまたは別売のSDカードに記録される。
データを読み出す際にはPCとデジタルパッドをUSBケーブルで接続する。専用ソフト「DigiMemo Manager」を使用することで、データの表示・編集・整理・メール送信などが簡単に行えるのだ。
デジタルペンの位置検出には電磁誘導方式が採用されており、高い精度を実現している。電源にはボタン電池SR626SWを1個使用し、約14か月の利用が可能だ。
また、本製品はペン型マウスとしても使用することができる。Windows Vista以降の手書き入力機能、手書きメモのWindows Journalに加え、オフィス2003以降であればファイル上に直接手書きのデータを書き込んでそのデータの形式で保存することができるのである。
デジタルパッドのサイズ/重量は、W245mm×D336mm×H12mm/660gだ。電源には単4型乾電池×4本を使用する。なお、価格はオープンだが、同社の直販サイトでは27,930円(税込)で販売される。
Editor's eyes
デジタル化を意識する必要はなく、メモ感覚でどんどん書き込むことができる。タブレットなどでは筆記が追い付かないような素早い動作が求められるシーンで効果を発揮するアイテムである。
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