株式会社アイ・オー・データ機器は、Miracast(ミラキャスト)規格に対応した無線HDMIアダプタ『ミラプレ(WFD-HDMI)』を、2013年7月下旬に発売する。
Miracast非対応端末でも使用可能
『ミラプレ』は、スマートフォン/タブレット端末のコンテンツをWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)で大画面テレビに映し出すことができるディスプレイアダプタだ。使用するデバイスに合わせてMiracastモード/iOSモード/MediaPlayerモードの3つを切り替えることができる。
Miracastモードでは、ホームやアプリの画面をそのまま映し出すことができるミラーリング表示が可能だ。また、Miracastに対応していないデバイスにおいても、iOS/MediaPlayerモードを使用することで、写真や動画などのコンテンツを大画面テレビで楽しむことができるのだ。
本製品とスマートフォン/タブレット端末との接続には、2.4GHz帯に加え、5GHz帯の無線LANが使用可能だ。また、iOS/MediaPlayerモードにおいてはブリッジ機能が利用でき、本製品との接続中でもメール受信が行えるのだ。
電源にはUSBのバスパワーを使用することができる。本体サイズは、W95mm×D70mm×H27mmで、重量は約94gだ。なお、価格は9,975円(税込)となっている。
Editor's eyes
Android4.2以降で標準搭載されるMiracastに加え、独自の機能によりiOSおよびMiracast非対応Android端末でも使用することができる。家庭の大画面テレビはもちろん、HDMI入力に対応したプロジェクターも利用できるため、ビジネスの場でも威力を発揮してくれることだろう。
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