池田貴史がスナックエリーに出演

ほぼ毎週放送中のUstream番組、スナックエリー。2011年12月14日は、レキシの池田貴史を迎えて放送。前回のハナレグミこと永積崇に引き続き、今回もミュージシャンが登場。飲めない池田と一方的に酔っていく大宮エリーの2人で爆笑トークを展開していく。


（画像は池田貴史オフィシャルブログより）

池田は室内にもかかわらず、サングラス姿で登場した。冒頭はレキシのアルバムにも参加している、スチャダラパーの話から恒例の乾杯へ。乾杯前後で画像が少し途切れる時間があったが、数分で持ち直した。前半はレキシネームの話題。レキシネームとは、池田のソロ・プロジェクトであるレキシの活動に参加するゲストに対し、歴史に関する名前を付けて、活動期間中はその名前を使用する。いとうせいこうが足軽先生、スチャダラパーのBoseがMC四天王というレキシネームを与えられている。

話題はレキシネームからいとうせいこう、ライジングサンへと流れるように移っていく。3年前のライジングのチケットを、解散したブランキージェットシティの中村達也が大宮の事務所にバイクで届けてくれたという話で盛り上がる。中村が言った、「これぞ本当のバイク便やね」という言葉が印象的。レキシは2011年のライジングで、1時間半の持ち時間のところを2時間演奏したという話をする。


（画像は池田貴史オフィシャルブログより）


中盤は大宮がレキシネームをもらうために池田を口説き始める。大宮の隠れた特技、バイオリンで参加する話に。レキシネームはクラムボン・ミコ（狩）やジュエリー狩などいくつか候補も飛び出す。池田が冗談交じりに、クラムボンのミトと大宮が同じステージに立って、どっちがミトでどっちがミコ、とやるのも面白いと言いだす始末。

後半は、池田の話に。大宮が池田といると浄化されている気がすると話す。ピエール瀧と比較し、ピエールは素敵だけど濁りがあると言い、池田のピュアな部分を褒め始める。大宮のラジオで池田の曲を流すと、次の日にはスタッフが買いに行っているという逸話も混ぜながら、ミュージシャンとしての池田の魅力を率直に池田に伝える。

話題は池田から大宮に。大宮が人の話を聞いてないと自分で言い出す。斎藤和義と会ったことも忘れていて、斎藤から会ったときに話したことを言われても思い出せないと大宮が話す。斎藤から宮崎あおいとのエピソード、そしてレキシの話へとスムーズに展開していく。レキシなんだから受験生に役立つような、年号の曲を作ろうよと大宮が言うと、池田は“歴史ブランニューデイ”を挙げて応戦する。話は男色へと発展し、池田が織田信長など主だった歴史上の人物は、みんな男色だったらしいと話す。合戦中は戦場へ女性を連れていけないので、男を連れていっていたというエピソードに、大宮は現代のボーイズラブを引き合いに出して、いつの時代も存在するということで納得しようとする。

終盤は、池田と友人のかせきさいだぁと電話で話したいと所望する2人だったが、池田とかせきはお互い電話番号を知らないという事実が判明する。しかしどうしても話したい2人は、かせきと共通の知人を探して電話番号を教えてもらう作戦に出る。池田がBoseに電話をかけると、Boseがすぐに出て番組を観るように促す。Boseの電話の声もマイクで拾い、しばらく3人で爆笑トークを展開。Boseがメールでかせきの電話番号を送ると言って電話を切った。電話の後はBoseさんはいい人という話題から新しいレキシネーム候補のMCアマーへと発展し、一番の盛り上がりを見せる。番号をゲットした池田は、かせきに電話をしてみたものの、つながらない。結局かせきと電話で話せないまま、大宮の酔いが最高潮を迎える。宮沢和史の話からラピュタに移り、ジブリの中では魔女の宅急便が好きということで2人の意見が一致したところで、告知を挿んで最後の乾杯で締めくくった。

随所に前回登場の永積やBoseの人柄についても触れながら、池田の人間関係が垣間見えた番組となった。大宮は前回に続いてムッシュかまやつのエピソードを語り、仲の良さをアピールしていた。朝まで続きそうな雰囲気で支配されていた番組は、スタッフが間に入り2時間で幕切れとなった。

（松本　良太）




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