TEAC製正規品を採用した最後の3.5インチFDドライブが発売に

ロジテック株式会社の関連企業であるロジテックINAソリューションズ株式会社は、Windows対応のUSB外付型 FD（フロッピーディスク）ドライブ『LFD-31UEF』を、2012年1月下旬に発売する。

『LFD-31UEF』は、Windowsに対応した外付の3.5インチFDドライブだ。すでにFDドライブを生産しているメーカーはなく、TEACの正規品が使われた最後の外付けFDドライブとなる。

インターフェースにはUSBが採用されており、Windows PCに接続するだけで使用することができる。電源もUSBのバスパワーから供給されるため、別途電源を必要としない。

対応OSは、Windows7/Vista/XP/2000で、対応メディアは3.5インチ2HDおよび2DD、対応フォーマットは1.44MB/1.20MB/720KBの3種類である。

本製品は、同社の直販サイトでのみ販売される限定商品なので注意が必要だ。なお、価格は9,980円（税込）となっている。

手軽なデータ保管と携帯性で主力メディアに位置していたフロッピーディスクも、今や絶滅の危機にある。古くからPCを活用していた企業には、未だフロッピーディスクに重要なデータが眠っていることがあるのだ。それらのデータをサルベージし、再び活用するために必須なのが本製品というわけである。



ロジテック株式会社
詳細ページ