日本エイサー株式会社は、コンパクトな7インチサイズのAndroidタブレット『ICONIA TAB A100』の予約販売を、2011年10月25日から開始した。
電子コミックの閲覧に最適
『ICONIA TAB A100』は、7インチWSVGA(1024×600ピクセル)の液晶ディスプレイが搭載された、コンパクトなAndroid端末だ。OSにはタブレット端末に最適化されたAndroid3.2が、CPUには1GHz動作のデュアルコアプロセッサ「NVIDIA Tegra 2」が搭載される。
本体内には1GBのRAM、16GBのストレージが内蔵される他、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth2.1+EDR、GPS、背面500万画素/前面200万画素のCMOSカメラなどが装備される。
本製品は、7インチ液晶で電子コミックを楽しむのに最適なタブレットであるとして、「マンガロイド」という愛称が付けられている。さらに、「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」など手塚治虫全集の閲覧が可能な電子書籍アプリ「手塚治虫マガジン倶楽部」がプリインストールされているのだ。
「手塚治虫マガジン倶楽部」サービスは有料だが、48時間無料で購読できる特別会員特典が付属する。この他、日本語入力システムとして「ATOK for Android」が標準装備となっている。
カラーバリエーションとしてネイビーとチェリーレッドの2色が用意される。なお、価格に関する情報は発表されていない。
Editor's eyes
発表から発売までに少々のタイムラグがあったため、7インチサイズのAndroidタブレットとして、すでにいくつかのライバル機種が販売されている。性能での差別化が難しいとすると、価格が大きなポイントとなる。『ICONIA TAB A100』の価格がどれくらいになるのか、非常に興味深いところである。
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