株式会社東芝は、6チャンネル分の地デジ放送を毎日録画して一時保管することができる「タイムシフトマシン」を搭載した『レグザサーバー』2製品を、2011年12月中旬に発売する。価格はオープンとなっている。
現在から15日分さかのぼって視聴可能
今回発売となるのは、タイムシフト用に4TB、通常録画用に1TBのHDDを搭載する『DBR-M190』と、タイムシフト用に2TB、通常録画用に500GBのHDDを搭載する『DBR-M180』の2製品だ。そのどちらにも、「タイムシフトマシン」専用の地デジチューナーが6個搭載されており、最大6チャンネル分の番組を一時保管することができるのだ。
過去の番組を視聴する場合には、リモコンの「タイムシフト」ボタンを押すだけで良い。一時保管されている番組が過去番組表として表示され、簡単に目的の番組を探し出すことができるのである。なお、『DBR-M190』では15日分、『DBR-M180』では8日分の記録が可能となっている。
録画するチャンネル数や時間帯などは細かく設定でき、例えば4チャンネル分をゴールデンタイムのみ録画する設定の場合では、録画日数はさらに増えるのだ。また、一時保管した番組を保存したい場合は、通常録画用のハードディスクにダビングしたり、ブルーレイディスクに保存したりすることもできる。
さらに、通常録画用として地上・BS・110度CSデジタルチューナーが2個搭載されているため、「タイムシフトマシン」とは別に2番組の同時録画が可能なのだ。
この他、放送中/録画番組を「レグザタブレット」で楽しめる「レグザリンク・シェア」や、録画番組を「レグザ」や「ダイナブック」に配信する「ネットdeサーバー」機能も利用可能となっている。
Editor's eyes
どちらの製品もUSB HDDの増設に対応しているため、通常録画用HDDの容量を簡単に増やすことができる。「タイムシフトマシン」と合わせて、"録画して見る派"にとって強力な武器になってくれそうな機種である。
株式会社東芝リリース