日本エイサー株式会社は、電子コミックの閲覧にも最適な7インチサイズのAndroidタブレット『ICONIA TAB A100』を、2011年10月下旬以降に発売することを発表した。
愛称は「マンガロイド」
『ICONIA TAB A100』は、7インチWSVGA(1024×600ピクセル)のタッチパネル液晶ディスプレイが搭載された、コンパクトなAndroidタブレットだ。OSには最新のAndroid3.2が、CPUには1GHz動作のデュアルコアプロセッサ「NVIDIA Tegra 2」が搭載される。
本体内には1GBのRAM、16GBのストレージが内蔵される他、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth2.1+EDR、GPS、背面500万画素/前面200万画素のCMOSカメラなどが装備される。
本製品は、7インチ液晶で電子コミックを楽しむのに最適なタブレットであるとして、「マンガロイド」という愛称が付けられている。さらに、「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」など手塚治虫全集の閲覧が可能な電子書籍アプリ「手塚治虫マガジン倶楽部」がプリインストールされているのだ。
「手塚治虫マガジン倶楽部」サービスは有料だが、48時間無料で購読できる特別会員特典が付属する。この他、日本語入力システムとして「ATOK for Android」が標準装備となっている。
カラーバリエーションとしてネイビーとチェリーレッドの2色が用意される。なお、店頭想定価格は4万円前後となっている。
Editor's eyes
実際に発売される例の少ない7インチサイズのHoneycomb(Android3.x)タブレットだ。10インチクラスのAndroidタブレットを持ち歩くのに難儀しているユーザにお勧めのコンパクトモデルである。
日本エイサー株式会社