日立マクセル株式会社は、世界初となる残響コントロール技術「HiFiREVERB(ハイファイリバーブ)」を搭載した、ワイヤレススピーカー『MXSP-HF5000』を、2012年3月24日に発売する。
「みやけかずしげ」氏によるデザインを採用
『MXSP-HF5000』は、2.4GHz帯の電波を使用するワイヤレススピーカーだ。製品はスピーカーとコントローラの2部構成となっている。
コントローラには一般的な3.5mmのステレオミニジャックが用意されており、携帯電話やスマートフォン、携帯ゲーム機など、さまざまな機器が接続可能だ。また、コントローラとスピーカーの接続には、非圧縮デジタルワイヤレス伝送方式が採用されている。
本製品に搭載された「HiFiREVERB」は、残響分離技術によって直接音と残響音を分離し、バーチャルサラウンド技術で直接音を前方から、残響音を周辺から聞こえるように再生する技術だ。これにより、ナチュラルサウンドが広がる音場を実現しているのである。
本体デザインには、良品計画や±0などでプロダクトデザイナーとして活躍中の「みやけかずしげ」氏が起用されており、機能美が追求された美しいフォルムで仕上げられている。カラーバリエーションには、ブラック、ホワイト、レッドの3色が用意される。
スピーカー部のサイズは、W417mm×H148mm×D180mm、コントローラ部のサイズはW157mm×H28mm×D78mmだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
シンプルかつ美しい筐体デザインが目を引くスピーカーだ。残響コントロール技術「HiFiREVERB」も興味深い。オーディオファンには気になる製品だろう。
日立マクセル株式会社