三菱化学メディア株式会社は、Verbatim(バーベイタム)ブランドの新製品として、調光器を使わずに明るさを3段階に切り換えられるLED電球2製品を、2012年2月上旬に発売する。
明るさと切り替え機能を改善
今回発売となるのは、E26口金に対応するLED電球で、昼白色相当の『LDA9N-H/3SK』、および電球色相当の『LDA9L-H/3SK』の2製品が用意される。
いずれも従来製品よりも全光束が向上しており、昼白色タイプでは550ルーメン→810ルーメン、電球色タイプでは550ルーメン→730ルーメンと大幅にパワーアップしている。
本製品では、壁面スイッチのON/OFF操作で明るさの切り替えが可能な調光回路が搭載されている。一度点灯して消灯後2秒以内に再点灯することで明るさを変えることができるのだ。
従来製品では、明るさを100%/60%/30%の3段階に変更できたが、新製品では100%/40%/2.5%へと変更されている。例えば、2.5%点灯は玄関の常夜灯や就寝中の豆球代わりに使え、40%点灯は外出時の防犯ランプとして活用することができるのである。
本体サイズは、外形Φ60mm×長さ108mmで、重量は約128g。定格消費電力は9.2Wだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
調光の度合いが変更となり、用途がいっそう明確になった。なかなかに使いやすそうな設定である。LED電球の購入を考えている方には要チェックの製品だろう。
三菱化学メディア株式会社リリース