ティアック株式会社は、CDやUSB機器に加え、カセットテープにも対応するコンビネーションレコーダー『AD-RW900』を、2012年1月下旬に発売する。
カセットテープへの録音も可能
『AD-RW900』は、カセットレコーダーとCDレコーダーをベースとし、さまざまなソースをデジタル化できるのに加え、カセットテープへのアナログ録音も可能なコンビネーションレコーダーだ。
これまでに録りためたカセットテープを音楽用CD-R/RWに録音することができるのはもちろん、USBメモリにMP3フォーマットで録音することもできる。さらに、本体背面のUSBポートを使用し、デジタル化されたオーディオデータをPCに転送することもできるのだ。
再生機能では、一般的な音楽CDに加え、MP3/WMAファイルが記録されたCD-R/RWの再生も可能だ。この他、カセットテープの再生、USBメモリに保存された音楽ファイル(MP3/WMA)の再生にも対応している。
入力には、アナログラインの他、レコードプレーヤーを接続することができるフォノ入力端子も用意されている。また、光デジタル入力端子では、オーディオCDフォーマットである44.1kHzのほか、32kHz/48kHzのデジタル信号を直接入力することができる。
本体サイズは、W435mm×H145mm×D288mmで、重量は約5.6kgだ。カラーバリエーションとしてブラックとシルバーの2色が用意される。なお、価格は68,250円(税込)となっている。
Editor's eyes
さまざまなメディアの再生が可能な高機能プレーヤーとしてはもちろん、懐かしのアナログ音源をデジタル化するためのツールとしても有効に機能する。古くからのオーディオファンには気になる製品だろう。
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