凄まじい衝動を内包したバンド
聴いた瞬間、ライヴの凄さが想像できないほどの骨太サウンドに衝撃を受けた。音源だけでここまで期待させるバンドは、そうはいない。2011年から、彼らの名前をよく見聞きするようになった。新進気鋭のバンドの噂は、一人歩きするものだ。彼らの噂は、まぎれもなく良い噂。なぜならそれは、サウンドで実証済みなのだから。
(画像はAmazonより)
WHITE ASHは、2006年結成の4人編成。中でもヴォーカルの名前は「のび太」で、アニメ同様頼りないキャラクターを連想してしまうが、PVを観るとその先入観はあっという間に吹き飛ばされる。やや下がり気味の眼鏡と左利きのギターは、妖しげな雰囲気を醸し出している。バンド自体が揺るぎない芯を感じるサウンドを軸にしているだけに、彼の妖しさは1つのアクセントにすぎない。音で勝負できる真のバンド、それがWHITE ASHだ。
初のワンマンも決定
2012年1月19日には、渋谷O-Westで初のワンマン・ライヴが決定している、WHITE ASH。2010年にはROCK IN JAPAN FES、2011年はCOUNTDOWN JAPANと大きな舞台での経験を積み、確実に進化している。その確固たる実力に見合う評価を受ける瞬間へのカウントダウンは、もう始まっている。
(松本 良太)
WHITE ASH ウェブサイト