誰もが認めるフィギュア選手
100人に日本のフィギュア・スケート選手と聞くと、99人がこう答えるはず。それは、浅田真央。名実ともに日本を代表する選手となり、選手人生最大の壁を乗り越えつつある彼女。2011‐2012シーズンの演技中に使用している曲を集めたアルバム『浅田真央スケーティング・ミュージック 2011-12』 が、2011年11月9日にEMI MUSIC JAPANより発売された。
(画像はAmazonより)
2011‐2012シーズンの浅田は、ショート・プログラムで“シェヘラザード”、フリーで“愛の夢”、エキシビジョンで“誓い~ジュピター~”と“ワルツ第7番”を使用している。使用曲はほぼ毎年変えているが、2年連続して使用する曲もある。フリーの“愛の夢”は2010‐2011年のフリーから使用しており、また2008‐2009のフリーで使用した“仮面舞踏会”は、2009‐2010のショート・プログラムで使用している。
見事な逆転優勝
24日と25日に行われた全日本選手権では、24日のショート・プログラムで僅差の2位、フリーでも2位の点数をマークし、総合点数でトップに立ち、見事な逆転優勝を飾った。高くそびえ立っていた壁の頂上はもう近い。頂上を見ることのできる数少ない選手が、その景色を見て何を思うのか。彼女のステージはまた1つ上がりそうだ。
(松本 良太)
EMI Music Japan