ロジテック株式会社は、Windows PCでBluetooth4.0対応を実現するUSB接続型のアダプタ『LBT-UAN04』シリーズ2製品を、2012年5月中旬に発売する。
チップセットにはCSR社製品を採用
今回発売となるのは、Bluetoothの出力クラス「Class1」に対応し、最大で半径100mの通信が可能な『LBT-UAN04C1』と、USBアダプタとしては限界に近い超小型サイズの『LBT-UAN04C2』の2製品だ。チップセットには、定評のあるCSR社製品が採用されており、同梱のソフトウェアもCSR社製となっている。
いずれもBluetooth4.0に対応しており、さまざまな対応機器とのワイヤレス接続が可能だ。Bluetooth4.0には下位互換があるため、Bluetooth1.2/2.0/2.1対応デバイスも使用することができる。
本製品は、高音質・低遅延で通信できる「apt-X」コーデックや、手持ちのPCをスマホの外部スピーカーとして利用できる「A2DP Sink」といった機能もサポートされている。
サイズは『LBT-UAN04C1』が23.5mm×12.6mm×5.61mm、『LBT-UAN04C2』が19.5mm×16mm×4.68mmとコンパクトになっており、ノートPCに装着したままでもジャマになることはない。また、Bluetooth4.0は省電力仕様となっているため、モバイル環境でも安心して使用できるのだ。
本製品は、32ビットまたは64ビットのWindows7/Vista/XPに対応する。なお、いずれの製品も価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
ワイヤレスキーボード・マウスの利用や、ヘッドセットによる通話、スマホとのデータ交換など、Bluetoothによりさまざまな通信が可能となる。そんなBluetooth環境の構築を考えているのなら、ぜひ購入候補としてリストアップして欲しい製品である。
ロジテック株式会社リリース