抗糖化作用!たった1gで変われる?!
抗酸化作用がアンチエイジングとして注目されていたが、最近話題となっているのは抗糖化だ。この糖化も老化の要因のひとつで、血糖値が上がるときに体内のたんぱく質と結びつき、炎症を起こしてしまうことに由来する。糖分は日々食事で摂ってしまうものだから、完全に防ぐことはできない。
ところが、9日掲載の美レンジャーで清崎汐里氏が伝えるところによると、身近にある意外なスパイスで、この糖化を防ぐ作用が期待できるという。食事前に摂取すれば、血糖値の急上昇も防げるとか。そんな注目のスパイスとはなにか?
実は、その正体はシナモン。アメリカ糖尿病協会の学術誌でもシナモンの効果は認められているという。シナモンを摂取することで、インシュリンの適切な分泌調整と血糖値の安定が確認されたそうだ。血糖値が急上昇しないことから、糖化を抑制できることはもちろん、ダイエット効果も期待できる。
頑固なセルライトをつくらせない効果も
さらにシナモンは、毛細血管の壁にあるTie2という分子を活性化し、壁細胞をしっかりと結合して、血液の漏れを防いでくれる。女性の大敵、セルライトは、こうした壁から漏れ出た血液が誘発してできたものなので、この効果をもつシナモンは、結果セルライトをつくらせないようにする、予防効果も望めることになるというのだ。
スパイスとしてお菓子に、ドリンクに、料理にと使用している人も多いシナモン。甘い独特の香りが好きという人も多いだろう。そんな身近なスパイスに、こんな隠された力があったとは驚き。ただし、過剰に摂取すると肝機能障害のもとにもなるので、1日1gを目安にするといいとのことだ。
手軽で美味しい魔法のスパイス、あなたも日々の生活にとり入れてみては。
美レンジャー
http://www.biranger.jp/archives/39601