SEKAI NO OWARIがアジアを制すか
2010年に彗星のごとくシーンに現れた新星、SEKAI NO OWARI。当時は「世界の終わり」表記だったバンド名は、2011年に現在のアルファベット表記になった。そんな彼らの、インディーズ時代である2010年に発表したアルバム『EARTH』が、韓国でも2012年4月23日に発売されている。レーベルは韓国のインディーズ音楽を多く取り扱うmirrorball music。
(画像はAmazonより)
『EARTH』には、“幻の命”や“虹色の戦争”など、彼らの名前を知らしめるきっかけになった曲が収録されている。精神世界や哲学に近い内容の歌詞と、美しい展開で構成されたメロディー、寄り添いながら高揚感を演出するバンド・サウンドが詰め込まれたこのアルバムは、韓国でも支持を得ることができるのか、期待したいところだ。
ZEPPの後はホール・ツアー
SEKAI NO OWARIは、2012年5月から東名阪でZEPPツアーが決定しており、ほとんどの席がソールド・アウト。7月からはホール・ツアーで全国を回る予定だ。2012年4月には初の海外公演である台湾でのライヴも行い、今回の韓国でのCD発売と併せて、アジア進出の足掛かりとなるのか、今後の彼らの動向に注目が集まりそうだ。
(松本 良太)
SEKAI NO OWARI オフィシャルサイトmirrorball music