三菱電機株式会社は、広視野角で色彩再現力に優れたIPS方式のフルHD(1920×1080)対応23型ワイド液晶ディスプレイ2機種を、2012年5月18日から順次発売する。
応答速度3.5msを実現
今回発売となるのは、ノングレアタイプの『RDT234WX』と、グレアタイプの『RDT234WX-S』の2製品だ。いずれの製品も、IPS方式の液晶ディスプレイとしては国内最速の応答速度3.5msを実現しており、動画などを鮮明に表示することができるのだ。
さらに、ゲームなどに最適な「スルーモード」をONにした場合、0.1フレームという極めて短い遅延時間となる。また、映像処理による信号遅延時間を画面上に表示する「フレーム遅延時間表示」も用意されている。
本製品は、PCとスマートフォンの2画面同時表示に対応している。しかも、スマートフォンが縦位置の場合でも左右の黒帯を使用することなく、子画面の枠いっぱいに表示することができるのだ。
本体には、LEDバックライトと薄型電源ユニットが採用されており、電源内蔵タイプでありながら奥行き39mmの薄型デザインとなっている。本体サイズは、W545mm×H394mm×170mmで、重量は約4.9kgだ。なお、いずれの製品も価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品には、PC用のDVI-D 端子、ミニD-SUB15ピン端子に加え、2系統のHDMI端子とD端子も用意されており、ゲーム機やAV機器などさまざまな機器の接続が可能だ。好みによってグレア/ノングレアが選べるのもポイントだろう。
三菱電機株式会社リリース