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2024年03月28日(木)
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POLYSICS×0.8秒と衝撃。【キューン20 イヤーズ&デイズ】@LIQUIDROOM ebisu

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POLYSICS×0.8秒と衝撃。【キューン20 イヤーズ&デイズ】@LIQUIDROOM ebisu

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キューン20 イヤーズ&デイズ開催中!

Ki/oon Recordsが設立20周年を記念したライブイベント「キューン20 イヤーズ&デイズ」を、LIQUIDROOM ebisuにて計20公演にわたり開催中。今回は4日目、10日に行われたPOLYSICS×0.8秒と衝撃。という濃い対バンをレポートする。

0.8秒と衝撃。

先発は今、インディーズシーンで一押しの存在[0.8秒と衝撃。]塔山忠臣(唄とソングライティング)とJ.M.(唄とモデル)の2人を核にするバンドである。詳しい説明は以前に紹介した記事【0.8秒と衝撃。の衝撃!!】を参照にして下さい。ライヴに向けて「ポリと俺らの全面戦争や。ホンマもんの『LIVE』を見せたる!!! 正直、今年やった中で、イチバンやばいセトリになる★」と意気込みをツイートした塔山忠臣POLYSICSファンに衝撃を残せるか?勝負の一夜である。
パンク
(画像は公式HPより)

1stアルバム『ZOO&LENNON』から「POSTMAN JOHN」でライヴは開始。更に「町蔵・町子・破壊」「ビートニクキラーズ」といった出し惜しみの無いハードコアチューンで会場を盛り上げ捲る。塔山の歌唱力とパフォーマンスは勿論、J.M.のシャウトも気合が入っている。今夜のハチゲキはキレキレだ!過去に「ライヴは微妙」とネットで比喩されいたが、今のハチゲキを見て同様の感想を口にする人は少ないであろう。

確かにあの細部まで作り込まれた作品の再現はライヴでは難しい。しかし、ライヴを続ける毎に試行錯誤しアレンジが改良され、更にバンドメンバーの技術の研鑽による向上など、かなりの速度で成長している彼等。特にドラマーの圧倒的な技術力は目を見張るものがある。「東中野,トランス盆踊り」のリズムをドラムでしっかりと再現し、ファンを躍らせ捲ってたのが何よりの証拠であろう。彼等の音源はDHR/EBM系とも取れる音だが、ライヴになるとパンク/ハードコアに変化するのが面白い。

ライヴが進むにつれて塔山のテンションも急上昇。ダイヴをし、モミクチャにされ、何時の間にやらいつものパンツ一枚の姿になっていたが、もはや正装とも言えなくも無い。後半にはアコギコーナーがあり、「この世で一番美しい病気」「黒猫のコーラ」といった『ZOO&LENNON』からのメロディの美しいバラード曲を披露。しっかりと歌心のある面もファンに伝わったのでは無いだろうか。

個人的にはツボを押さえたベースプレイや泣き々のギタープレイにも気持ち良く酔う事が出来た。0.8秒と衝撃。というバンドは本当に面白い存在である。邦楽を変えるだけの力を持ってると確信している。きっと誰も天才塔山忠臣を止める事など出来ない。

新しい日本の怪物。

波に乗り捲る0.8秒と衝撃。、初のワンマンライヴ【新しい日本の怪物。】も決定!!初夏に発売予定の新譜も楽しみだ。
0.8秒と衝撃。
最狂新作リリースツアー★&おまたせ!初ワンマン♪
『新しい日本の怪物。』
OPEN / START
18:00 / 19:00
ADV / DOOR
¥2,500(税込・ドリンクチャージ別) / -
TICKET
チケットぴあ ローソンチケット e+ 6/23 ON SALE
※未就学児童入場不可
INFO
DISK GARAGE 050(5533)0888


POLYSICS

後半は、通算1000本目となるライブを大成功させ、ライヴバンドとしての貫禄さえ身に付けているPOLYSICSの登場。ニューウェーブ・テクノポップ・ロックンロールをMIXした独自のサウンドを聴かせる彼等。気が付けば、既に15周年を迎える程のキャリアを持つバンドとなっていた。2月29日にリリースされた、多彩なゲストを迎えた15周年記念アルバム『15th P』も大好評発売中。
パンク
(画像はAmazonより)

メンバーが登場すると、フロアに満員のファンが一気にヒートアップ。ハヤシとの定番遣り取り「トイス!」も絶好調だ!ライヴは、メジャー1stフルアルバム『NEU』から、立て続けの4曲で会場を盛り上げ、その流れのまま最新作『15th P』からの曲を叩き込んでいく。ダイヴ、モッシュ、わちゃわちゃ、各々好きな表現で轟音テクノポップに答え、フロアは熱狂の渦と化した。更にハヤシから「久々に演るレア曲!」と紹介され『NEU』から「I'm a worker」が演奏された。

改めてライヴを見て感じたのが、彼らのライヴはカオスティックに激しい。下手なHMやメタルコアバンドより圧倒的にアグレッシヴなステージを展開している。ギターウルフに勝るとも劣らないハヤシのロックスピリッツ溢れる轟音ギター。テクノポップなのにブラストビートを叩き出すセンス。ライヴでの彼等はテクノポップを超越したハードコアな存在である。

MCではデヴュー当時の話やKi/oon Recordsへの賛辞を送ったハヤシPOLYSICSが本当にレーベルに愛され活動し育ってきた過程が解る暖かい話だった。

Rocket」「Let's ダバダバ 」「Shout aloud!」とキラーチューンを出し惜しみなく爆発させ本編を終了。アンコールでは「ミスターロボット」を演奏しフロアを沸かせた。POLYSICSファンの一体感は素晴らしかく、ライヴ後の止まぬ大歓声と拍手が何よりもライヴの満足度を語っていた。

15周年 OR DIE!!! ~お初! ヒサス! ニッポン全国ありがTOISU!!!~

5月からは『15th P』を引っさげての15周年記念ツアー【15周年 OR DIE!!! ~お初! ヒサス! ニッポン全国ありがTOISU!!!~】を開催!
スケジュールは以下を参考に。
『15周年 OR DIE!!! ~お初! ヒサス! ニッポン全国ありがTOISU!!!~』
5月19日(土)千葉LOOK
5月20日(日)HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
5月25日(金)新潟CLUB RIVERST
5月26日(土)長野 松本ALECX
6月1日(金)静岡 浜松窓枠
6月2日(土)滋賀U★STONE
6月3日(日)和歌山CLUB GATE
6月5日(火)岡山ペパーランド
6月6日(水)島根 松江AZTiC canova
6月7日(木)広島ナミキジャンクション
6月9日(土)熊本DRUM Be-9 v2
6月10日(日)福岡 小倉FUSE
6月16日(土)福島 いわきclub sonic
6月17日(日)秋田LIVE SPOT
6月24日(日)神奈川 横浜Bay Hall


外部リンク

キューンレコード20周年記念イベント『キューン20 イヤーズ&デイズ』

Polysics official site

「0.8秒と衝撃。公式HP」

myspace -Polysics

myspace -0.8秒と衝撃。

Amazon.co.jp :POLYSICSに関連する商品

Amazon.co.jp :0.8秒と衝撃。に関連する商品
Amazon.co.jp : パンク に関連する商品
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