自身のフェイスブックで表明
先頃、
ロックの殿堂入りが予定されていたアメリカのハードロックバンド、
Guns N' Roses(
ガンズ・アンド・ローゼス)。しかし、ボーカリストの
アクセル・ローズは12日、これを辞退する旨を発表した。
(画像はアクセル・ローズのフェイスブックより)
アクセルは、14日にオハイオ州クリーブランドで開催される
ロックの殿堂式典に関して、自身のフェイスブック上で「俺は出席しない。(中略)
ロックの殿堂入りを謹んで辞退する」と表明した。
「答えが見出せなかった」
ガンズ・アンド・ローゼスは
アクセル以外のメンバーが全て脱退し、現在
アクセル一人が中心となって運営する状態となっている。この式典に
ガンズ・アンド・ローゼスが招待される事になった際、
オリジナルメンバーによる
再結成も囁かれたのだが、これまでのバンド分裂の経緯などもあって、再結成は容易ではないようだ。また、式典参加や殿堂入りの授与に関して、現行メンバーと
オリジナルメンバーとの住み分けをどうするかなど、難しい問題があり、最終的に辞退という道を選ぶことになったわけである。
アクセルは先のフェイスブックでの表明文の中で、「ノミネートの発表があって以来、色々なことについて何が最善かってことをずっと考えてきたけど、結局はその答えがないようなんだ」と胸の内を明かし、最後に「今回の決定に関わらず、
ガンズ・アンド・ローゼスの殿堂入りに投票してくれた選考委員会には心から感謝している」と締め括っている。
今や伝説のオリジナルメンバー
(画像はAmazon.co.jpより)
彼らの全盛期を知るファンの中には、伝説の
オリジナルメンバーによる
再結成が実現しなかった事を残念に思う人もいるだろう。しかし、日本のネット上では今回の辞退について、「それでこそ
アクセル」「彼らしい」という声もあり、殿堂入りなどという“名誉”や“権威”を授かるよりも、あくまでも
問題児というスタンスを
アクセルに求める者も少なくないようだ。
Guns N' Roses公式サイトW. Axl Roseフェイスブック