
日本PTA全国協議会は、16日、2010年度の調査で「親が子どもに見せたくない番組」で、テレビ朝日系のバラエティー番組『ロンドンハーツ』が1位になったことを発表した。
(画像はテレビ朝日『ロンドンハーツ』公式サイトより)
『ロンドンハーツ』が1位になるのは8年連続のことで、その理由としては「内容がばかばかしい」や「いじめや偏見を助長する場面が多い」といったことが挙げられ、
また、上位には『クレヨンしんちゃん』や『めちゃ×2イケてるッ!』、『志村けんのバカ殿様』も挙げられていて、理由はいずれも「ばかばかしい」が最も多くて、さらに「言葉が乱暴」といった意見もあったようだ。
一方、「親が子どもに見せたい番組」としては、日本テレビ系の『世界一受けたい授業』がトップに輝き、「知識が豊富になる。学習の助けになる」という理由が最も多かった。さらに『そうだったのか! 池上彰の学べるニュース」』、『龍馬伝』といった番組も上位に挙げられた。
もはや『ロンハー』首位は定位置になりつつあるが、この結果を見ると、バラエティー色の強いものよりも、テレビ番組からでも何かしら、よりよい知識や情報、教訓を学び取ってほしいという親の願いが強く反映されていることがうかがえる。