18日、レッズ対パイレーツ戦は3─9でパイレーツが勝利を収めた。しかし観客を沸かせたのは勝敗ではない。レッズのA・チャップマン投手(23)が野球史に残る最高数値を記録した。
記録が生まれたのは9回。5番手で登板したチャップマンは、2人目の打者A・マッカチェンへの3球目に、スピードガン導入以降最速の106マイル(約171キロ)の投球を行った。即座にスタジアムは歓声に包まれ、スタンディングオベーションで同選手を讃えた。
グレートアメリカン球場の計測器は「106」マイルを記録。テレビでは105マイル(約169キロ)の計測。球場計測が公式採用されれば、昨年自らがマークした105・1マイルを更に改め、驚異の170キロ超えを記録する事となる。一方でチャップマンは「調子は良かった。でもスピードのことなんて気にしないで投げている」とコメント。