パイオニア株式会社は、離れた場所でもテレビの音が手元のスピーカーからはっきり聞こえる、デジタル無線伝送方式のワイヤレス・ステレオ・スピーカーシステム"快テレ君"『VMS-700-K』を、2011年5月中旬に発売する。
ワイヤレスでさまざまな使い方が可能に
『VMS-700-K』は、テレビの音声を2.4GHz帯の電波を使用したデジタル方式でワイヤレス伝送することができるスピーカーシステムだ。環境にもよるが、送信機とスピーカーは最大約30mまで離すことができる。
本製品を使用すれば、テレビの音声が手元のスピーカーから聞こえるため、高齢者の方でもテレビ本体の音量を上げることなくテレビが楽しめる。ドラマの台詞やニュースなどの音声が聞き取りやすくなる「しっかり音」機能を使用すればさらに聴きやすさが増すのだ。
また、キッチンで食事の支度や洗い物をしている場合でも、テレビの音声を聴くことができるため、気になる情報を逃すこともない。さらに、深夜にテレビを楽しみたい場合でも、周囲を気にすることなく使用することができる。
スピーカー部は充電式となっており、送信機に乗せるだけで充電が可能だ。1回のフル充電で約13時間の使用が可能となっている。また、操作ボタンの表面形状を機能別に変えた「ユニバーサルデザイン」の採用や、見やすい「でか文字シール」添付など、高齢者にも使いやすい仕様となっている。
スピーカー部のサイズは、W190mm×H90.5mm×D78mmで、重量は約660gだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品は、ワイヤレスでテレビの音声を伝送できるため、好きな場所に持ち運んで使用することができる。高齢者のみならず、さまざまなニーズがありそうな製品である。簡単に使えるよう工夫されており、両親や祖父母へのプレゼントにも最適だろう。
パイオニア株式会社リリース