「食の大切さ」今からでも、もう一度見直そう
7月2日、都内で映画
「それいけ!アンパンマン すくえココリンと奇跡の星」の公開初日舞台あいさつが行われた。
原作者のやなせたかしさん(92)、ココリンを演じた女優の松雪泰子さんらが登壇した。
シリーズ23作目となる今回、テーマは
「食の大切さ」。原作者のやなせたかしさんがアンパンマンで最も伝えたいテーマだという。
「近づく七夕に向けての願い事は?」との質問にやなせたかしさんは「まず、東日本大震災の被災地が元気になって復興できますように。それから、オレをもっと若返らせてくれ! もっとやりたいことがある!」と、92歳になってもまだまだ挑戦者であり続ける元気さを見せた。
松雪泰子さんは「日本中、地球のすべての人々が平和に笑顔で暮らせますように」とドラマ「mother」で見せた優しさがにじみ出るコメントだった。
映画は、宇宙のヘンテ星からアンパンマンワールドにやってきた少年・ココリンがジャムおじさんの作るパンの美味しさと食べる喜びを知り、星の危機を救うためにパン作りを教わるというストーリーだ。
ココリンは無事に星の危機を脱することが出来るのか。そして、やなせたかしが伝えたい「食の大切さ」とは?
映画館でアンパンマンと一緒に考えたい。
2011年映画「それいけ!アンパンマン すくえココリンと奇跡の星」