(画像は広島東洋カープ公式HPより)
26日プロ野球セ・リーグ、広島対中日は広島前田智の決勝タイムリーで勝利した。
今年40歳を迎える広島の大ベテラン前田智が試合を決めた。24日の試合でも同点の場面で登場、2点タイムリーを放ちチームを勝利に導いた。この日のお立ち台では「自分でなんとかしたいと思っていた」とコメント。3回には現役時代を知る野村監督が判定をめぐり退場処分に、先発した新人中村恭が初先発で5回1/3を2安打無失点に抑える好投を見せた。そんなチームの姿を見て前田智が黙っているはずがない。
0-0で迎えた8回にやはりこの男にチャンスが巡ってきた。2死1塁3塁から中日浅尾からライト前ヒットで先制のタイムリーを放つ。続くこちらも大ベテラン石井も二遊間を破り2点目。これで勝負あり。広島がベテラン二人の活躍で勝利した。
チームは現在5位、今年は開幕こそ好調であったが徐々に失速してしまっている。近年の低迷からの脱出にはベテランの力が必要になりそうだ。