プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、PCの画面をリビングのハイビジョンテレビで楽しめるワイヤレスディスプレイシステム『MZK-WD300DH』を、2011年7月下旬に発売する。
専用子機も同梱
『MZK-WD300DH』は、PCの画面をワイヤレスでハイビジョンテレビ(1080p)に映し出すことができるワイヤレスディスプレイシステムだ。映像のワイヤレス伝送には5GHz帯のIEEE802.11nが使用され、最大で300Mbpsの高速通信が可能だ。
PCの画面をそのままハイビジョンテレビに映し出す「ミラーモード」では、フレームレートを2段階に自動調整する機能が搭載されており、例えばIntel Atomプロセッサなどを搭載した非力なPCでもストレスなく表示することができる。
また、PCに保存された動画映像を付属のBOXユニットでリアルタイムデコードする「シアターモード」も利用可能だ。本モードは、PCのスペックに関わらず映像を滑らかに表示できるという特徴を持つ。
パッケージには、専用の子機が同梱される。予め接続設定がなされているため、ソフトをインストールして子機をUSBポートに挿すだけで使用可能となる。なお、価格はオープンだが、市場想定価格は10,000円前後となっている。
Editor's eyes
動画ファイルのハードウェアデコードにより、低スペックのPCでも安心して利用できる「シアターモード」がユニークだ。まさに、一般家庭のリビングで使用することを想定した機能と言える。ハイビジョンテレビの大画面でPCを楽しみたい方には要チェックの製品だろう。
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