(画像は日本生命セ・パ交流戦公式HPより)
プロ野球セ・パ交流戦が19日の試合で全日程が終了した。優勝はソフトバンクがセ・リーグ全チームに勝ち越し、今年もパ・リーグのチームが優勝となった。
2011年の交流戦はパ・リーグの78勝57敗9分と圧倒的な成績となった。優勝チームの7年連続でパ・リーグのチームとなり順位も上位3チームはパ・リーグのチームが占めセ・リーグでは中日が4位に食い込んだ。今年はダルビッシュが3試合連続完封勝利をするなどパ・リーグ投手陣が存分に力を発揮した。また統一球の影響もあり投手力の差も勝敗に繋がった。
かつては「人気のセ」「実力のパ」と言われたが現在はパ・リーグのチームはどこも観客は満員、人気でもセ・リーグには負けていない。日本シリーズでの昨年は千葉ロッテが優勝するなどパ・リーグがセ・リーグを上回っている感がある。
プロ野球界ではトップクラスの巨人や阪神が力を発揮できずファンを失望させている一方で地道なファンサービスが身を結び人気、実力を手に入れたパ・リーグ。
この勢力図はいつまで続くのかセ・リーグの巻き返しを期待したい。