(画像はウィキペディアより)
先日の欧州CLでFCバルセロナに敗れたマンチェスターUのポール・スコールズが現役の引退を発表した。
チームではファン・デル・サールやガリー・ネビルも引退を発表する中この男もついにユニホームを脱ぐ決断を下した。イングランドにおける中盤の選手の象徴のような存在と言ってもいいだろう、グラウンドを縦横無尽に駆け回り守備からビルドアップそして攻撃参加までを献身的こなす選手として活躍した。マンチェスターUへ幾度となくタイトルをもたらし、イングランド代表においてもW杯にも出場している。
毎年タイトルを狙いながら若手を発掘し世代交代を進めるファーガソン監督下のもと、スコールズのポジションにはすでに有望な若手が揃っている。それでもファーガソンは36歳となるスコールズの経験を評価し先日のCL決勝にもビハインドの中スコールズをピッチへ送り出した。サポータからは「レジェンド」と言われキャリアの最期をCL決勝で終えたスコールズの引退は一つの時代の終わりを告げるもののような気がする。