(画像はレッドソックス公式サイトより)
3日、米メジャーリーグのレッドソックスが松坂大輔(30)の故障詳細を発表した。現在、松坂は右ひじ痛で故障者リスト(DL)に入っていたものの、症状が芳しくなく、再手術を受ける必要があるという。
これを伝えたフランコナ監督によると、ヨーカム医師が手術を損傷したひじの靱帯を切除し、他の部位から正常な腱を移植する通称「トミー・ジョン手術」を行うとのこと。これは完全回復まで最低1年~1年半を要する大規模なもの。手術が行われれば、今季復帰は絶望的だ。
18日、松坂はDL入りした際にヨーカム医師らと相談を重ねていた。フランコナ監督は「投手が手術をするのは望ましくない」と消極的であったが、松坂の意向を尊重し、今回の手術を承諾したという。松坂の大リーグ通算は49勝30敗(防御率4.25)。レッドソックス側との契約は来季で切れる。