ソニー株式会社は、持ちやすさや携帯のしやすさが追求された独自のデザインを持つAndroid搭載タブレット端末『Sony Tablet』2製品を、2011年9月17日から順次発売する。価格はオープンとなっている。
ユニークなデザインと独自の機能に注目
今回発売となるのは、ネットワークを通じてさまざまなコンテンツを大きな画面で楽しめる『Sony Tablet Sシリーズ』と、2つのディスプレイを搭載し、折りたたみデザインが採用された『Sony Tablet Pシリーズ』の2機種だ。
『Sony Tablet Sシリーズ』は、9.4型の大型ディスプレイが搭載されたモデルだ。重心を片側に寄せた偏重心デザインが採用されており、手にしたときの重量感を軽減すると共に、長時間の利用にも快適な持ちやすさを実現している。
OSとしてAndroid3.1(または3.2)が、CPUにはNVIDIA Tegra2モバイルプロセッサが採用される。先行して発売されるモデルに関してはAndroid3.1で出荷されるが、後日Android3.2へのアップグレードが予定されている。
『Sony Tablet Pシリーズ』は、5.5型のディスプレイがデュアルで搭載されたモデルだ。本体は、折りたたみ可能なデザインとなっており、コンパクトに携帯することができるのだ。
OSにはAndroid3.2が、CPUにはNVIDIA Tegra2モバイルプロセッサが採用される。なお、本製品は、Wi-Fiに加え3G回線によるネットワーク接続にも対応する。
どちらの機種もAndroidマーケットに対応しており、好きなアプリをインストールすることができる。また、プレインストールされたアプリに関しては『Sony Tablet』に最適化されており、見やすく快適なインターフェースによる操作が可能だ。
また、同社製AV機器との連携や、初代プレイステーションのタイトルが楽しめる「PlayStation Certified」への対応、およびPSソフト「みんなのGOLF2」、「Pinball Heroes」のプレインストールなど、独自のカラーを演出する機能も用意されている。
Editor's eyes
『Sony Tablet』の2製品がついに発売となる。これを待ち望んでいたユーザも多いのではないだろうか。クレードルやキーボード、液晶保護シート、ケースなど、同時発売となる周辺機器が豊富なのもポイントである。
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