便利なスマートフォンだが、検索のときのテキスト入力が面倒くさいもの。以前テレビで放送していた海外ドラマ「ナイトライダー」のマイケルとナイト2000のように対話しながら情報検索ができたらよいのにと考えているのは記者だけではないはずだ。
音声会話型エージェントアプリ『netpeople:a (ネットピープル エー)』
イナゴ株式会社が先ごろリリースした音声会話型エージェントアプリ『netpeople:a (ネットピープル エー)』が、Andorid携帯のGalaxyシリーズユーザー専用アプリマーケットSamsung Appsにて総合人気ランキング2位、健康/生活カテゴリー1位を獲得したそうだ。
『netpeople:a (ネットピープル エー)』とは?
『netpeople:a (ネットピープル エー)』 は、
『デートのために、渋谷で居酒屋を探して。』
“60件見つかりました! 何料理にしましょうか?”
『和食がいいな。駐車場のあるお店ね。』
“条件に合うお店が、2件見つかりました。気に入ってくれるといいな。”
『うんいいね。地図を見せて』
という具合に、スマートフォンに向かって音声で自然に発話するだけで、アプリの中のデジタルエージェントが会話を用いながら、誰でも簡単に求める情報にたどり着けるようにガイドする、まったく新しいスタイルの情報検索Androidアプリ。
イナゴ独自の文脈認識機能(Context Aware Interactive Search)やプロアクティブ・ガイド機能などを中心とした技術によって、音声認識を用いた通常の会話から発話文章の意味や文脈を理解し、必要であればデジタルエージェントから質問をするといった会話やり取りが可能になり、ユーザーとデジタルエージェントが会話をするような感覚でさまざまな情報やサービスの検索を進めていくという新しいスタイルの情報提供プラットフォームサービスを実現したのだという。
今後の展望
イナゴは今後更に対応コンテンツを拡充するとともに、アバター機能の強化やライフログ機能、レコメンド機能なども充実させていく予定とか。また、すでに英語版にも対応しており、海外展開やスマートフォン以外のデバイスへの対応、OEMによる提供など、本プラットフォームサービスを利用したさまざまな展開を計画しているとのこと。
アプリとスマートフォンの持ち主が名前で呼び合う、アプリが好きな声優の声で話すなど、「ナイトライダー」のような世界が実現するのは、そう遠くない将来なのかもしれない。
netpeople:a公式サイトへ: (ネットピープル エー)
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