アダルト女優の小澤マリアはインドネシアで人気がある。男なら誰でも知っているという声もある。
だが小澤マリアはインドネシアで、昨年から普通の映画を撮っている。去年は『みやび誘拐』というコメディーを公開した。(小澤マリアは同国では「みやび」という名で知られている。)
この映画はポルノではないのに、イスラム教団体のFPI(Islamic Defenders Front)は抗議運動を繰り広げた。
今年も撮影
それにもめげず、小澤マリアは今年は『タナ・クシル墓地の幽霊』というホラー映画を撮影した。10月は撮影のため同国に滞在したが、危険な目に遭わないように宿泊先を何度も変えた。
『タナ・クシル墓地の幽霊』は11月25日公開されたが、FPIは29日も製作会社の前で抗議をした。小澤マリアが訪問するという噂も立っていた。
ポルノ映画ではないのに、肩書きだけで反対するのは行き過ぎだ。FPIには自制を求めたい。なお小澤マリアがインドネシアで撮影した映画は、どちらも日本では公開されていないようだ。
横断幕の意味は「みやびのインドネシア訪問は民族の道徳を破壊する」
小澤マリアのブログ