迷ったらイエスと
菅野美穂(33)が主演を務める『ジーン・ワルツ』(大谷健太郎監督)公開にちなんで、菅野へのインタビューが行われた。
作品は、医師で作家の海堂尊原作、日本の産婦人科医療を題材とした医療ミステリーとなっている。作品中では代理母に絡む倫理問題なども取り上げており、「私もいつか母親になりたいという気持ちがあります。でもそれはいつか産むことができるという前提で、おごりでもあったんだと、演じて気付きました」と菅野は語る。
また仕事について聞かれた菅野は、自分より周囲の意見を尊重していると一言。「20代前半くらいから、その方がいいと思った。自分では好みの仕事を選ぶので偏ってしまう。提案に乗る方が、新しい発見がある……迷ったら、イエスと言う」と笑った。ジム・キャリー主演作品『イエスマン』ではないが、確かに提案をすんなり肯定する勇気も必要だ。