
広島東洋カープが、東日本太平洋沖地震の被災者のために、3月21日、ソフトバンクとのオープン戦前に「たる募金」を実施した。
「たる募金」
「たる募金」とは、1950年、創設時の球団が資金不足に陥っていた時、広島総合球場の入り口に置かれ、広島市民からの募金をつのったもの。この時は、市民からかなりの金額が集まった。今回は、マツダスタジアムの正面ゲートなどに「たる募金」を設置し、野村監督や選手たちが、地震の被災者のために、募金を呼びかけた。
東北福祉大出身の石原選手会長によれば、カープとして、被災者の何らかの力になりたかったとのこと。ソフトバンクの主力選手たちも協力した。募金は全部で526万円余り集まり、球団としては1000万円寄付する予定。
スポーツ界でも静かに支援の輪が広がっている。
広島東洋カープ