オリンパスイメージング株式会社は、高い防水性や耐低温性を持ち、GPS・電子コンパスにより撮影データに位置情報を付加することができるデジタルカメラ『OLYMPUS Tough TG-810』を、2011年3月下旬に発売する。
歴代最強の「タフ」が誕生
『OLYMPUS Tough TG-810』は、水深10mの防水性能、高さ2mからの耐落下衝撃性能、-10℃の耐低温、100kgf耐荷重などの特徴を持つヘビーデューティー仕様のデジタルカメラだ。
本製品には、撮影した場所の位置情報を記録できる「GPS機能」と「電子コンパス」が搭載されている。また、194の国と地域のランドマーク約70万件が登録されており、撮影地の位置情報により、山や建物、景勝地の名前を表示してくれる。
また、耐落下衝撃性能との両立が困難だったCCDシフト式手ぶれ補正機構が搭載された。高感度撮影機能との相乗効果で、アクティブなシーンでもブレを気にせず撮影が楽しめる。さらに、「水中オートホワイトバランス」機能が搭載されており、水中でも美しい静止画やハイビジョン動画が撮影できるのである。
タフさばかりでなく、人物撮影に効果を発揮する「ビューティーモード」や「ビューティーメイク」機能、3Dフォトが簡単に撮影できる機能など、普段の撮影でも便利かつ楽しめる機能が用意されている。
本体サイズは、W100.2mm×H64.5mm×D26mmで、重量は約221gだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
「防水・防塵」、「耐衝撃」、「耐低温」が特徴の「タフ」シリーズに、GPS&電子コンパス搭載の最新モデルが登場する。本体はタフネスイメージが強調されたデザインとなっているが、サイズ自体は手のひらに収まってしまうほどコンパクトにまとめられている。普段使いにも使えるタフネス・デジカメなのである。
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