その歯に衣着せぬ物言いで毎回注目を集めるレアル・マドリードのモウリーニョ監督。今回、彼の発言がリーガの試合日程の改善を促すことになった。求められる欧州大会との日程調整
注目発言がされたのはレアルがチャンピオンズリーグのリヨン戦(2月22日、火曜日)を控えたインタビューでのこと。モウリーニョは充分な試合間隔をあけるためにリーガの試合を金曜日にも開催する必要性を訴えた。
その発言に賛同するかのように、バレンシアのウナイ・エメリー監督、セビージャのグレゴリオ・マンサーノ監督もリーガの試合日程への不満を公式会見の場で発言。監督だけではない、ライバル関係にあるバルセロナのMFシャビもモウリーニョを支持する発言をしている。
以上の動きを受けて、LFP(スペインプロリーグ機構)と放映権を持つテレビ局が試合日程の変更について、前向きに話し合いをはじめた模様。実現すれば選手の疲労回復と、試合へ向けた新たな調整が可能となる。
もの言いがケンカ腰である分スキャンダルになることも少なくないモウリーニョ。しかしその発言はウィットに富み、批判も的を射ている。
今後も、彼の発言は要注目だ。
ジョゼ・モウリーニョ監督のプロフィール