日立コンシューマエレクトロニクス株式会社は、独自の「スリムブロック型」LEDバックライトによる高コントラスト・高階調と省電力を実現するハイビジョン液晶テレビ『Wooo ZP05』シリーズを、2010年10月下旬に発売する。
バックライトの細かな制御を実現する新システム
『Wooo ZP05』シリーズは、本体内に500GBのHDDを内蔵し、録画も可能なフルハイビジョン液晶テレビだ。シリーズには、42V形の『L42-ZP05』と、37V型の『L37-ZP05』の2タイプが用意されている。
『Wooo ZP05』シリーズには、新開発の「スリムブロック型」LEDバックライトシステムが搭載されている。ブロック状に配置されたバックライトを個別に制御し、映像の明部では高輝度を維持しつつ、暗部では黒をより沈みこませることで高コントラストを実現している。また、ブロックごとの発光量の微細なコントロールにより、黒の微妙な階調表現も可能となっている。
さらに、「スリムブロック型」LEDバックライトシステムでは、映像の暗部におけるバックライトの無駄な発光を抑えることができ、消費電力の削減に効果を発揮する。なお、『Wooo ZP05』シリーズは2010家電エコポイント制度の対象となっている。
また、本シリーズでは、ハイビジョン画質のままデータを圧縮する「ハイビジョン8倍録画」により、500GBのHDDに約400時間の長時間録画が可能となっている。
Editor's eyes
これまで、LEDバックライトの特長として省電力が叫ばれてきたが、細かな発光制御によりコントラストや階調表現を高められるのである。エコポイントの終了や地デジ化が迫っている今、テレビの買い換えを考えている方には、要チェックの製品だろう。
日立コンシューマエレクトロニクス株式会社リリース