株式会社アシストは、各種BIツールの販売と情報系システムの構築支援を通じて培ったノウハウをもとに、BIツールを駆使した情報の戦略的活用を目的とした「仮説型思考支援サービス」の提供を2010年9月6日から開始している。
同サービスは、情報活用の目的の定義と現状課題の分析を行った後、必要なデータを捕捉/利用してデータの相関関係を様々な角度で検証し、何がビジネス改善につながるかをスキル・トランスファー型の支援により明らかにしていくというもの。
また、仮説発想から検証までの流れ(仮説検証サイクル)を確立する方法についても、同社がノウハウを提供し、以降は顧客が自社でBIツールを利用した情報の戦略的活用を実現できるように支援するという。
スキル・トランスファーとは、「技術移転」や「スキル転用」などの意味で使われるビジネス用語のこと。コンサルタントのような専門家と一緒に問題解決を図っていく中で、担当者に少しでも新しいスキルを身につけさせることをいう。
よく「仮定の話には答えられない」とか「想定していなかった」といった逃げ口上でお茶を濁す場面を見かけるが、危機管理の準備として、ありとあらゆるケースを想定する必要があることは言うまでもない。そのためには、知識と経験が欠かせないことから、OJTからワンステップ踏み出した今回のサービスは、興味深い試みといえるだろう。
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