カシオ計算機株式会社は、高速連写が可能なデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM(ハイスピード エクシリム)」の新製品として、ゴルフのスイングがチェックできる『EX-FC160S』を、2010年8月27日に発売する。なお、価格はオープンとなっている。
2つの方法でスイングをチェック
『EX-FC160S』は、ゴルファー向けの機能が強化されたコンパクト・デジタルカメラだ。ベースとなったモデルは、裏面照射型CMOS、光学5倍ズームレンズ、有効画素数1010万画素といった特長を持つ「EX-FC150」である。屋外で美しく撮れるのはもちろん、ゴルフ練習場など、暗い場所での撮影でもノイズが少ない高画質撮影が可能となっている。
スイングチェックには、飛球線の後方と体の正面、2通りの方法が用意されている。
飛球線の後方から撮影した映像でチェックする場合は、動画再生時に、アドレスしたボールと首の付け根を結んだラインと、アドレスしたボールとクラブのシャフトを結んだラインの2本のガイドラインを表示させる。バックスイングからフィニッシュまでにクラブヘッドやシャフトが、2本のラインで示されるV字形の範囲からはみ出さなければ良いスイングとなるわけだ。
また、体の正面から撮影した映像でチェックする場合は、スイングの動画再生時に、縦の2本のラインをスタンス幅に、横の2本のラインを頭の上とボールの下に合わせる。バックスイングからフィニッシュまで、体が枠内に収まっていれば良いスイングと言えるのだ。
なお、製品には有村智恵プロ監修による解説ハンドブックが付属する。本体カラーはレッドのみとなる。
Editor's eyes
本製品を使用すれば、撮影した直後にスイングチェックが可能となる。カメラ自体はコンパクトなので、実際のプレーでも使用可能だ。その際には、素振りとは異なる、普段のリアルなスイングをチェックすることができるだろう。
カシオ計算機株式会社リリース