京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は、地域WiMAX事業者向けCSNサービスを2010年12月に提供開始する。
地域WiMAXとは、地域が主体となって地域の特性やニーズに応じたブロードバンドサービスを提供することにより、デジタル・ディバイドの解消、地域の公共サービスの向上など、地域の活性化に寄与するものとして注目されている無線通信サービスのこと。
今回、現在保有、運用しているCSNをベースに、新たに地域WiMAX事業者向けに認証・課金機能などのWiMAX CSN機能を提供するサービスを開始する。
地域WiMAX事業者は、同サービスを利用することで、ユーザ認証や課金情報管理などを低コストで行うことが可能となり、また、リテール端末によるUQ-WiMAXとの連携、3G回線との組合せや事業者間ローミングを実現し、地域に限定されない多彩なメニューの提供も併せて可能となる。
同社は、2002年よりMVNOとして多くの利用者にモバイル回線の提供を行ってきており、2010年、MVNOとしてのノウハウを活用する形でMVNE事業に参入し、日本初の独立系WiMAX NSPとしてWiMAX CSNを構築・運用し、通信事業者およびISPにOEM提供する事業を行っている。
なお、CSN(Connectivity Service Network)とは、WiMAX Forumで規定されたWiMAX事業用コアネットワークのこと。
NSP(Network Service Provider)とは、WiMAX Forumで規定されたCSNを提供する事業者のこと。NSPの運営にはIEEEにNSPとして登録が必要となるが、KCCSは、2009年10月にNSP-IDを取得している。
リテール端末とは、接続IDが書き込まれていない端末のこと。
「子供手当」には、間接給付から直接給付へのドラスティックな転換だけではなく、地域社会で人をはぐくむ理念を帯びていることを理解している人はそう多くないようだ。ひとりひとりに目を配る考え方により、社会の安定はかなうように思う。すべての人が同じサービスを享受できる環境の整備はやりとげなければならない永遠のテーマであろう。
京セラコミュニケーションシステム株式会社リリース