OKIは、今回、羽田空港の新国際線旅客ターミナルビルに、航空会社各社の国際線の搭乗手続きを1台の端末で行う共通自動チェックイン機として、情報KIOSK端末『SUKIT(スキット)』を、40台納入したことを発表した。
『SUKIT』とは、ATM(現金自動預け払い機)をはじめとする航空会社のセルフチェックイン機、鉄道の予約発券機などの実績をもとに、その技術・ノウハウを活かした情報KIOSK端末のこと。
操作に必要な全てのデバイスを利用者の正面に集め、ランプによる操作ガイダンスを行うなど、操作性に優れており、東京国際空港ターミナル株式会社(以下、TIAT)では、国際線のチェックインに必要なパスポートリーダや2次元バーコートリーダ、搭乗券プリンタなどの豊富なデバイスを備えていることに加え、操作性の良さやデザイン面での配慮など、搭乗客に優しい点を高く評価し採用を決定したとのこと。
今回、新国際線旅客ターミナルビル3階の「チェックインカウンター」に設置された『SUKIT』は、1台の端末で、各社のチェックインを実現しており、利用可能な航空会社は、全日本空輸株式会社(ANA)、株式会社日本航空(JAL)の他、TIATへ就航する海外のエアライン数社となっている。
同ターミナルを利用する搭乗客は、空いている『SUKIT』を利用することにより、航空各社のホームページや旅行会社などで予約した情報をもとに、マイレージカードや2次元バーコードとパスポートをかざすだけで、簡単に搭乗手続きを行うことが可能となり、チェックイン時の利便性が、大幅に向上することが見込まれている。
機器の利便性と、物理的な移動の不便さのかい離が気になるところだが、利用者への満足度向上への方向性は見誤らないようにしてもらいたい。
株式会社OKIリリース