eCARD株式会社は、超小型FAX通信機「aFAX(あファクス)」と「STARFAX」、「USBモデム」などをセットにした『aFAXsmart』を試験的に発売した。
営業中はPCで、退社時は「aFAX」でFAXを受信
「aFAX」は、単独でFAXを受信して電子メールで転送するFAX通信機だ。受信したFAX文書を転送する際には、「aFAX」がダイアルアップでインターネットに接続し、指定のアカウントにメールを送信する。このため、日常の運用においてはPCやLANを必要とせず、完全に独立して動作する。
『aFAXsmart』は、「aFAX」と、PC用のFAXソフトウェア「STARFAX」、「USBモデム」などを組み合わせたFAX受信システムである。これにより、営業時間中は「STARFAX」でFAXを受信し、退社後は「aFAX」で受信およびメール転送、という運用が可能となる。
本システムでは、「STARFAX」が「aFAX」よりも先にFAX受信動作を始めるようになっており、PCの電源が入っていなければ自動的に「aFAX」が動作するわけだ。このため、FAX受信の切り替え操作は不要となっている。
なお、本製品は試験的に販売されるもので、20セットの限定商品だ。価格は42,800円(税込)となっている。
Editor's eyes
本システムは小規模企業向けに開発されたシステムだ。FAXサーバなどを導入するよりも低コストで、フレキシブルなFAX受信環境を構築できるのである。
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