KDDI、沖縄セルラーは、株式会社ナビタイムジャパンとの協業により提供中の歩行者向けナビゲーションサービス『EZナビウォーク』において、2010年7月15日から、国内と海外間の移動を検索できる『国際間トータルナビ』の提供を、開始している。
『国際間トータルナビ』とは、国内の自宅や指定した場所などから、海外の特定の場所までの経路(ルート)を、案内してくれるサービスのこと。移動先の時差も考慮されており、現地時間で到着時刻を検索することもできる。逆に、海外のスポットから、日本国内へのルートも検索可能となっている。
ちなみに、海外旅行や出張に行かれる際の飛行機選びやルート検索に、無料で利用できるとのこと。
今回のサービスは、ケータイと人工衛星のやり取りにより現在位置を把握するGPS機能の恩恵にあずかることで実現したことのひとつ。ただ、どこの国や街でも「行ってはいけない」場所エリアが存在するもので、できればそのような情報が加味されたナビとなれば望ましいのではないだろうか。ケータイの画面は小さいために、一度に表示される情報には限界があり、それがユーザーのニーズに合っているかは思案のしどころでもある。提供する側の「引き出し」をできるだけ蓄積し、選択肢をふやすことも押し付けにならない満足度向上の一方策といえる。
KDDI沖縄セルラー株式会社ナビタイムジャパンリリース