一般財団法人日本気象協会が運営する天気総合ポータルサイト「tenki.jp」と携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」では、2010年7月1日~8月31日までの間『夏山天気』を提供することを発表した。
同コンテンツでは、ユーザーの安全な登山・トレッキングの際の参考にしてもらうため、夏山の観測情報やふもとの天気予報、週間予報だけでなく、自宅や携帯からも手軽に夏山の雰囲気を味わうことのできる「フォト投稿」など、様々なコンテンツを展開しているという。
梅雨が明ける7月から8月の夏山は、「登りやすい」イメージがあるが、標高が100m高くなるごとに気温が約0.6℃下がったり、風速が1m/秒強くなるたびに体感温度が1℃下がるといった、山特有の気象条件を理解しておく必要がある。また、雷は上昇気流の発生により起こりやすく、平地より山岳地帯の方が発生の確率は高いといわれている。なお、雷の発生の確率は、気温の上昇に比例して高くなるため、午後の時間帯に多く発生する傾向がみられる。
沸き上がる入道雲と緑豊かな山々が織りなすコントラストは、夏の山の大きな魅力。日本の自然を楽しむためには、充分な準備と計画、適切な行動をとるための知識・情報の収集をお忘れなく。
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