株式会社リンクスインターナショナルは、パスワードによるロック機能と「データ暗号化エンジン」を搭載したUSBメモリ「Corsair Flash PADLOCK2」シリーズから16GB版の『CMFPLA16GB』を、2010年6月26日に発売した。
データをしっかりとガードするロック&データ暗号化
『CMFPLA16GB』は、容量16GBのUSBメモリだ。パスワードによるロック機能と、AES 256bitの「データ暗号化エンジン」により、高いセキュリティを確保することができる。
本製品にはロック機能が搭載されており、任意の4~10桁で構成される数字の組み合わせでパスワードが設定できる。正しいパスワードを入力しない限りデータにアクセスすることはできないのだ。
万一、何らかの手段で直接メモリ内容が読み出されてしまった場合でも、データは暗号化されているため、正しく復元するのは困難である。
なお、「データ暗号化エンジン」およびパスワード機能は、本体のコントローラにハードウェアとして実装されているため、PC側にドライバやソフトウェアをインストールする必要はない。パスワードの入力は、本体に搭載されたボタンを使用するのである。
対応OSは、Windows 7、Windows Vista、Windows XP、Windows 2000、Windows Me、MacOS 9.X以降、Linux Kernel 2.4.2以降となっている。価格はオープンだが、店頭想定価格は9,800円前後となっている。
Editor's eyes
本製品は、データ持ち出しを禁止するのが難しい現場において、セキュリティを高めるための最も効果的なデバイスだろう。しかし、本製品にも限界はあり、ロックを解除したままにすることができてしまうのだ。この状態では通常のUSBメモリと同等の低セキュリティになってしまう。最終的には運用方法やモラルが問われるのである。
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