株式会社バッファローは、IEEE802.11a/b/g/nに対応し、親機/無線LANコンバータ/中継機として使える無線LANユニット『WLAE-AG300N』を、2010年8月下旬に発売する。
1台3役の無線LANユニット
『WLAE-AG300N』は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nと、5GHz帯のIEEE802.11a/nに対応する無線LANユニットだ。設置環境を自動で判別し、無線LAN親機/無線LANコンバータ/中継機のいずれかのモードで動作する。
本製品をPCのLANポートに接続すれば、無線LANコンバータとして使用可能となる。PC側からは有線LAN接続に見えるため、OSの種類やバージョンは関係なく、ドライバーのインストールも不要だ。また、有線LANポートをもつデジタル家電のワイヤレス化にも使用可能だ。
本製品をインターネットモデムやルーターに接続すれば無線LAN親機として使用可能だ。自動的に「親機モード」に切り替わるので、スイッチなどの操作は必要ない。
また、本製品には中継機としての機能も搭載されており、通常では電波が届かない場所でも、3つ目のワイヤレスユニットを中継機として追加することで、通信範囲を広げることができる。
本製品はマルチセキュリティに対応しており、接続する機器により暗号化方式の選択が可能だ。セキュリティの低いWEPにしか対応しない機器も安全に混在させることができるのである。
本体サイズは、W72mm×D103mm×H41mmだ。製品には、コンセントに直結できるアタッチメントや壁掛け用のプレートなどが付属し、さまざまな設置方法を選ぶことができる。なお、価格は7,400円(税抜)となっている。
Editor's eyes
本製品は3つの使い方ができるため、1台持っていると便利な製品だ。部屋の模様替えでPCやデジタル家電の配置が変わった場合でも、柔軟に無線LAN環境を再構築することができる。また、無線LAN内蔵のPCに買い換えた場合にも、他の機器や用途に転用することができるのだ。
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