株式会社アクセルは、過去の仮想撮影日を設定することで、フィルム写真の退色・劣化を簡単に再現できるiPhoneアプリ『TimeCamera for iPhone』を発売した。
レトロ風の写真が簡単・手軽に
『TimeCamera for iPhone』は、レトロ風の写真を撮影することができるiPhone用カメラアプリケーションだ。退色・劣化のパラメータとして"過去の仮想撮影日"が採用されており、日付を指定するだけで自動的にレトロ風に仕上げてくれるのだ。
撮影時のオプションとして、白ふちの有無、撮影日付合成の有無を設定することができる。しかし、カラー写真にするのか白黒写真にするのか、またどのような汚れがつくのかといった細かい設定はあえてできないように設計されている。
退色・劣化のパラメータにはランダム要素が組み込まれており、実際に撮影してみないとどのような仕上がりになるのか分からない。まさに"偶然"を楽しむための写真アプリケーションなのである。
もちろん、撮影日の設定を当日にした場合は、退色・劣化は発生せず、普通の日付プリントカメラとして使うことができる。
本製品はApp Storeでダウンロード販売され、価格は230円(税込)となっている。なお、2010年9月30日までは公開記念オープニングセールとして50%OFFの115円(税込)で販売される。
Editor's eyes
写真をレトロ風に加工できるアプリケーションはいくつかあるが、多くは自分でパラメータを指定して目的の画質に近づけるためのものだ。しかし、本アプリケーションでは、劣化具合の指定はできない。指定できるのは日付だけだ。これによって簡単操作を実現すると共に、仕上がり具合が分からない「びっくり箱」的な写真が楽しめるのだ。
株式会社アクセル詳細ページ