アシストマイクロ株式会社は、社内メール便を使用する企業・機関に向けて、『メール便管理システム』を、2010年7月13日に発売した。
同システムは、ICタグによって書類を1件単位で管理することで、集配拠点での誤配送や滞留物の発生を防止するとともに、WEBからは現在の送付状況や過去の取扱い履歴を照会できるというもの。
具体的には、メール便での書類送付時に、送付者(担当者もしくは部署)がICタグを付与した専用のメール便袋に入れ、システムにICタグ番号と送付内容・送り先情報を登録することで、書類を特定している。
社内メール便とは、社内で独自のルートを使って書類や物品をやり取りするというシステムのこと。
書類の電子化は進みつつあるが、事務作業のすべてがPC上でこなせるものでもない。ただ、人の手を経由することで何かしらトラブルが起きるのも避けられないことで、「追跡」の必要性を認識した手法はむしろさまざまに生み出されていくべきであろう。
アシストマイクロ株式会社リリース