丸山印刷株式会社は、Wタッチやコピーガード、レリーフラインなどの偽造防止技術を駆使したオリジナル偽造防止用紙の通販サイトをオープンした。
偽造防止用紙をお手頃価格で
丸山印刷が開発した偽造防止用紙には、カラーコピー機やスキャナーで再現することのできない特殊技術が採用されている。偽造や複製に対する抑止効果が高く、契約書や調査資料、機密書類など重要なデータのプリントに最適である。
偽造防止用紙に使われているのは、複写すると隠された文字(「COPY」)が浮きだすコピーガード機能、および専用の印刷設備がなければ再現が困難なWタッチ(光沢仕様)という2つの技術である。Wタッチは、表面に独特の光沢加工を施すもので、コピーすると光沢がなくなり、見た目や手触り、質感に大きな違いができるため、複製品の判別が容易くなる。
また、金券や証券の印刷に用いられるレリーフライン技術も採用されている。レリーフラインは、非常に細かく淡い線で立体的な模様を描くことで、偽造を未然に防ぐものだ。
今回発売となったのは、コピーガード・Wタッチ(光沢仕様)・レリーフライン技術がすべて盛り込まれた『Wタッチ偽造防止用紙(レリーフライン有)』および『Wタッチ偽造防止用紙(レリーフライン無)』、コピーガード機能のみの『偽造防止用紙(汎用タイプ)』の3種類だ。どれも通常のプリンタで使用可能となっている。
『Wタッチ偽造防止用紙』は各1,150円(税込)、『偽造防止用紙(汎用タイプ)』は800円(税込)で販売される。なお、2010年6月末までは割り引き価格で購入することができる。
Editor's eyes
どこのオフィスにも普通に複写機があり、どんな書類も簡単に複製ができてしまう。複製行為そのものを防止するのは難しいが、偽造防止用紙を使うことで抑止の効果は期待できる。何より、複製品の判別が容易く、オリジナルであることが重要なチケットや商品券などでは大きな効果を発揮するだろう。
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