パナソニック株式会社 デジタルAVCマーケティング本部は、世界最小・最軽量ボディで、写真もハイビジョン動画も撮影可能な、世界初のタッチパネル搭載レンズ交換式デジタル一眼カメラ『DMC-G2』を、2010年4月28日から発売する。
定評の機能にタッチパネルをプラス
『DMC-G2』は、Gシリーズの特長である小型・軽量ボディ、光学ファインダーに情報が表示されるフルタイムライブビュー、カメラが自動で撮影シーンを判別する「おまかせiA(インテリジェントオート)モード」といった機能を継承しつつ、新たに世界初のタッチパネル液晶モニタが搭載されたデジタル一眼カメラだ。
タッチパネルでは、液晶モニタの画面上でピントを合わせたい被写体にタッチすることでフォーカスを合わせる1点AFや、最大23点のフォーカスエリアから1点を選択して合焦する23点AFも使用可能だ。また、ハイビジョン動画撮影中にもピントを合わせたい被写体にタッチするだけで「追尾AF」機能を活用できる。
さらに、画像処理エンジンには「ヴィーナスエンジンHD2」が採用されている。撮影シーンや被写体の状況に合わせてカメラが自動で解像感向上処理を行う「超解像技術」により、画像のディテールや微妙なグラデーションまできめ細かに再現してくれる。
製品は、カメラボディ単体および、ボディと28mm~84mmの標準ズームレンズとセットモデル「G2K」、ボディと標準ズームレンズ、90mm~400mmの望遠ズームレンズのセットモデル「G2W」が用意されている。価格はいずれもオープンとなっている。
Editor's eyes
マイクロフォーサーズシステムに対応する本機は、目的や好みに合わせてレンズを選択できる。しかも、ボディは小型・軽量になっているため、女性にも扱いやすいだろう。コンパクトデジタルカメラからのステップアップに最適な製品と言える。
パナソニック株式会社リリース